以前も不妊治療の辞め時について考えた記事を書いたことがありました。
それを書いてから約1年経ったわけですが……少し考え方も変わってきたことと、本当に目の前にきたので今の気持ちを書いておこうかなぁと思います。
ほんとにとりとめもなく気持ちを書いているだけですが読んでいただけたら嬉しいです。
設定している辞め時について
前回の記事にも書いたのですが、我が家の辞めるタイミングは以下に決めています。
①不妊治療助成金の高額な方を6回使い切ったら終わり
②私が35歳になったら終わり
①不妊治療助成金の高額な方を6回使い切ったら終わり
さてまず①に関してですが、前回の記事で『助成金をもらえるのはあと1回』と言っていたのに、一年経った今もあと1回分残っています。
あれ?おかしくな~い?
なんと1回分提出を忘れていたのです。アホです。
でも予定より1回多くできることに内心にやつきました。
さらにその忘れていた分は助成金が増額される前のものだったので、今貰う方が結果的に良かったということで。
そのラスト1回は、年明け(これを書いている今は12月)に移植できたら使い切ることになります。
②私が35歳になったら終わり
先日34歳になったのであと1年きりました。
早いな~あっという間でした。
この目安を決めたのは体外に進んだころなので30歳でした。
その頃はどこかで(いうて5年あればできるやろ!)と思っていたもんです。
今の気持ち
PFC-FDの卵巣注入(20万円した)、ピロロキノリンキノンのサプリと新しいことを取り入れてみたことが良かったのかどうか知りませんが、はじめて胚盤胞まで育った優秀たまごが1つだけ凍結されています。
優秀といっても4BCですが……いままで桑実胚までしか行かなかった私にとっては超優秀なんです。
不妊治療を授かれずに終了するときは、せめて納得して終わりたいとずっと思っていました。
はじめての胚盤胞移植で無理だったら、もうこれで納得できるのでは?と思っている部分があります。
少なくとも移植前の今はその気持ちが強い。
その気持ちを夫に話すと、「まだ今は決めんでいいんちゃう?結果出てから決めたらいいよ。」とのこと。
「35歳まではやりたかったらやっていいよ。」とも。
もし今回の移植で陰性だったとして、まだ治療を続けるとします。
また次も胚盤胞になればいいですが、ならなかったときに(やっぱりあの時やめてたらよかったな~~)となりそうな気もしています。
多少結果出たっぽい(知らんけど)のでPFC-FD卵巣注入はまたするでしょうし。
20万……大きいです。誘発~採卵~移植としたら100万コースですね。助成金もなし。
いい卵が育ちにくいうえに検査結果からおそらく不育もあるので、卵がクリアしたとしても次の壁がまだありそうなんですよね……。
5年やってまだ中ボス戦ですよ。しかも戦況良くない。ラスボスの出産まで長い……あまりにも長い。
納得というか、いやもういいかな……みたいな。
治療自体には慣れたし不妊に対しての精神的ダメージもそこまで受けなくなってきてるので、もう無理疲れたって感じではないんですが。
手に届きそうだと思ってがむしゃらに頑張ってたけど、実は全然手に入らない距離にいたことに気付きはじめたような、そんな感じですかね。
人の妊娠報告や赤ちゃんをみても辛くならなくなったのは、こういう心の変化も関係あるのかな~と思いました。自分とは関係ないものに分類されつつあるから冷静になってきたのかも。
不妊治療を経験されて妊娠・出産された方が発信や活動を続けてはるのはよく見るけど、授かれずに終了された方で発信を続けてはる方ってあまり見なくて。
今私はそういう方にすごく励まされているので、もし自分が授かれなくてもその方のようになりたいという目標があることも辞めてもいいかもしれないと思える理由のひとつかも。
そういう立場じゃないとできないことがきっとある。
ちなみにみなさんご存知でしょうが、不妊治療の体験談の漫画をずっと描かれている、海原こうめさんです。めちゃめちゃ尊敬していて、大好きな方です。
おわり
いろいろ書いたんですが、結果次第でどう気持ちが変わるかはわからないです。
数か月後、35歳まではやる!と言ってても暖かく見守ってください……。
35歳のリミットだけはなにがあっても守るつもりです。そろそろ解放されたい感も強いですし。
妊娠・出産できれば一番嬉しいですけどね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
うに🐰
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