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体外受精・顕微授精⑨
当時の思い出
漫画には全部描けていませんが、この頃は何を見ても人生を終わらせる道具に見えていました。
車を見れば飛び込んだら、木を見ればあそこから吊れば、ビルを見れば飛び降りたら……。
実際に紐で首を絞めてみたこともありました。
毎日のように失敗の少ない方法や人の迷惑にならない方法を調べたりしていました。
多分妊活うつになりかけていたんだと思います。もしかしたら、なっていたのかもしれないです。
子どもがいない=不幸、生きる価値なし
と本気で思い込んでいました。
今考えると本当に視野が狭いです。でもそこまで追い詰める人がいるのが不妊治療なんだと思います。
今思うのは、ここまで追い込まれた時は(追い込まれてなくても)辛いと感じたらプロに頼っていいということです。
不妊治療経験者が話を聞いてくれるピアカウンセリングというものもあります。(一度受けましたが、スッキリしました。オススメです。)
無理しないといけないこともたくさんあるのは、十分わかっているのですが、それでも、「できるだけ無理しないでください」と言いたいです。
自分が壊れてしまったら、治療もできなくなってしまいます。
いのちだいじに!回復したらガンガンいこうぜ!
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うに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
うに🐰
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