こんにちは、うにといいます。
2017年から妊活・不妊治療をはじめ、現在(2020年11月)は顕微受精を行っています。
今回は私の妊活超初期段階、自己流妊活時の主にメンタル面にフォーカスしてお話していきます。
当事者の方にはあるあるを共感して頂いたり、辛いのは一人じゃないよってことを知ってもらえたらいいなと思います。
ご家族、友人、周りの方には、妊活初期の気持ちの一例を知っていただき、当事者の方への対応などの参考になればいいなと思います。
また周りにいない、関係ないと思っている方も頭の端に少し置いていただければ、いつか何かの役にたつかもしれません。なんせ、不妊症で悩むカップルは1割もいると言われているのですから!
妊活に至るまで
子供のころから、子育てに憧れがありました。
かわいい服やメイクやヘアアレンジが好きだったこともあり、女の子が欲しいとずっと思っていました。
一緒に買い物に行ったり、かわいい髪型にしたり、少し大きくなったら恋バナをしたり・・・。
小学生のころから、『子供ができたらつけたい名前』をたくさん考えてノートにメモしていました。
そんな訳で、25歳の年、子育てを最優先項目にあげた私の婚活がはじまりました。
- 20代に産みたいので、28歳くらいまでには結婚する
- 子育てを一緒にしてくれる、真面目な人と結婚する
この2つが結婚の絶対条件でした。
婚活事情はまたいつか書くかもしれませんが、ここでは割愛。なかなか大変な思いもしましたが、26歳でお付き合いを開始し、29歳で無事結婚できました。
さぁ、条件は整いました。
思っていたより1年結婚が遅れたこともあり、私たちはすぐに妊活をはじめました。
幸せな新婚生活、暖かい周囲からの祝福、仕事も順調・・・。
すぐにでも子供ができて家族が増えるんだとワクワクしていました。
避妊しなければできることが当たり前だったと思っていた、おめでたいこの頃・・・。
この先に地獄が待っていようとは、知る由もなかったのです・・・。
自己流の妊活を行う
妊活のはじまり
さっそく、生理周期や排卵日予測アプリに従い、妊活が始まりました。
まぁ、新婚なのでこの段階でここにはあまり困ることはなかったです。
妊活をはじめて、はじめてのリセット(妊活用語。生理が来ること。)。
まぁ、さすがにそんなすぐには、できないでしょ
と一度目はそこまで気にしていなかったです。
想像妊娠?
忘れもしない、3度目の挑戦の時。
着床痛と思われる子宮のチクチクした痛みや足の付け根の痛みなどのネットに書いてある『妊娠超初期症状』が出ていましたので、期待値MAX。
生理予定日を1週間過ぎても一向に生理が来る気配もなく、ここ数年生理周期がずれたことのなかった私は、
できた!
と確信していました。
一人になるとこっそりお腹を撫でたり話しかけてみたり。
もうすぐママになるのか〜とにやにやしたり。
帰りにいそいそ、うきうきと検査薬を購入しました。
家に帰ってさっそく試してみると、まさかの陰性。
はじめて妊活で泣きました。
そして陰性判定が出た2日後、生理がきました。
悲しくて、すごく惨めでした。
と、同時に人の体・思い込みってすごいなぁと感心していました。
想像妊娠で臨月まで行く事例もあるそうです。
私、もしかしておかしい?
強く不安を感じ始めたのは、4度目のリセットの時。つまり妊活を始めて約4ヶ月。
友人達が次々妊娠・出産していたことや、周囲の人達に「子供はまだなの」と聞かれることが多くなっていたため、焦りや不安が大きくなってきていました。
リセットするたびに、また今回もだめだったと落ち込み、泣いてしまうことも多かったです。
不妊症を疑う
昔すごく痩せていて生理が止まっていた時期があったことや、元々子供がはやく欲しかったこともあり、不妊症を危惧していた部分はありましたので、疑いを持つのも早かったと思います。
20代なのに半年もできないなんておかしいという風にも考えていました。
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。
日本産科婦人科学会
定義では1年とされていますが、私たちは自己妊活を開始して半年で、自己流は辞めようという結論に至りました。
クリニックの予約
そういうわけで、さっそくクリニックを探し始めました。
選んだ基準としては、
- 通いやすい
- 評判がいい
- 最新の治療を受けられる
の3点でした。
その結果候補に上がったクリニック。
お値段が高めでどうしようか少し悩みました。
ネットの口コミでは、いろんな病院に通って最終的にその病院にたどり着いて妊娠できたという情報もありました。
また、病院を変えるごとにはじめの検査もやり直さないといけないこともあるとのことでした。
それならばよほどのことがない限り、そのクリニックに決めてしまおうということで、予約に至りました。
予約から初診までがまた長く、一ヶ月は待った気がします。
みんな当たり前に子供を産んでいる様に見えて、影で同じようにがんばっている人がたくさんいるんだなと少し安心したのを覚えています。
当時の日記
めんどくさいやつになりたくないから我慢してるしここ以外で誰にも言わないけど!
よその子供見てたり話聞いてたら普通にかわいいんやけど、私は一生母親になられへんのかもしらんってめっちゃ悲しくなってくるし嫉妬というかなんかわからんけどめっちゃもやもやするのがすごい。
仲良い子の出産は喜べるし、子供はかわいいから普通に遊ぶし貢ぐねんけど、時々ほんま泣きそうになる。
子供はまだ~?はやいほうがいいよ~(^^)
ってやかましいわ!わかっとるわ!!
とりあえず来週ははじめての病院やからあんま、腐らんとがんばりまーーす
上記の文章は、当時私がここではない、他の妊活用のブログに書いていたものです。
言葉が汚く文章もぐちゃぐちゃでお見苦しいですが、当時の気持ちがリアルに書かれているのでわかりやすいかなと思い、載せることにしました。
まだ新婚で、「子供はまだ?」を挨拶代わりに言われていた頃です。
聞く方にとっては、お天気の話くらい何気ないものだとわかっていても、しばらくは聞かれるたび惨めで悲しく腹立たしい気持ちになっていました。
親戚や友人、職場の人、知らない家族にさえ、周囲の子持ちすべてを妬むような、ドス黒い感情でいっぱいになって、自分はこんなに醜い人間だったのかと悲しい気持ちにもなりました。
妊活、治療に慣れてないはじめの数年が、いちばん辛かったな。
おわりに
こんな感じで、私の自己流妊活期編はおわり、不妊治療編に続きます。
これからも書いていきたいと思うので、よかったら読んでください。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
うに🐰
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