メンタリストDaiGoと考える不妊治療~「落ち込み」との付き合い方~

不妊治療

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TwitterのDMや質問箱で時々相談を受けます。

一番多いのは『モチベーションの保ち方』や『前向きに治療を続けられる方法』『落ち込まないようにするにはどうすればよいか』といった気持ちに関することです。

 

 

 

こちらの動画で、『成功しないことや手応えのないことをやっていると自己肯定感が下がる』と解説されています。

 

長引く妊活・不妊治療はまさしくこれ

妊娠しないと成功とは言いにくい不妊治療は、暖簾に腕押し・糠に釘。

時間とお金がかかるわりに出ない成果・・・。

治療している人にメンタルが病んでいく人が多いのもあたりまえではないでしょうか。

 

 

メンタリストのDaiGoさんのYoutubeチャンネルが好きでよく見ています。

その中で、治療中に役立ちそうな考え方や方法があったのでまとめてみました。

簡単に始められて、実際に私も効果を実感しているものばかりですので、試してみてください。

 

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Step1:分析

『落ち込み』を利用する

 

海馬はストレスに対して非常に脆弱であるとされ、心理的・肉体的ストレスの負荷により長期間コルチゾールに曝露されると神経細胞の萎縮を引き起こす

また、最近ではストレス負荷が海馬歯状回における神経新生を阻害することで海馬機能に変化を与え、記憶・学習能力や情動行動制御に関与していることが示唆されている。

ストレス:脳科学辞典

 

長期的にネガティブな気分でいると海馬が委縮するとのこと。

本来の力が発揮できず、仕事や人間関係にも影響を与えるでしょう。  

 

 

しかしそんな『落ち込み』、悪いことばかりではありません。

落ち込んだ気分を利用して、利益を得ることができるとのこと。

 

動画ではクイーンズ大学の研究が紹介されています。↓

気分が落ち込むと細部への注意力が上がる。

物事を細かく分析できるようになる。

落ち込んだ気分の時、細かいところが気になってしまうのは、言い方を変えると『細かなところに気付ける』ということ。

落ち込んだ気分の時は嘘を見抜いたり、データーを見たりなど分析する能力が高まっている。

 

動画内ではこれを利用して、気になることや知りたいことに向かい合うことを勧められています。

 

 

不妊治療に活かす

 

不妊治療は病院やドクターによって方針が大きく違うことも多々あります。

医者任せにしていると自分に合っていない治療をされることも珍しくない業界です。

落ち込んだ気分を利用して、自分の問題点の洗い直し、似た症状の方と治療法や結果を比べてみる、他に受けたほうがいい検査はないか調べる・・・など分析してみてはどうでしょう

 

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Step2:メンタルケア

 

先ほど話した通り、長期的なネガティブな気分でいることは脳によろしくありません。

分析が終わったらメンタルケアをしてネガティブな気分をやわらげましょう

 

 

自分の気持ちを細かく分類する

 

参考動画はこちら

 

 

『ストレスを減らせる言葉』とは、感情を表す言葉のことです

自分の感情を細かく分類していき、そのストレスがどのような感情から来ているものなのかを分析することが大切とのこと。

書き出して目に見える形にして分析していくことで、脳がストレスへの正しい対策をとってくれるそうです。

 

 

具体的な方法はこちら。

 

メンタリストDaiGo推奨。「ネガティブ感情」を書いて掘り下げまくったら、意外なものが見えてきた - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
もしもストレスでイライラしたり落ち込んだりしているならば、メンタリストのDaiGo氏も推奨する「より詳細なエクスプレッシブ・ライティング」がおすすめですよ。感情を吐き出すだけではなく、もう少し踏み込んだものです。筆者が実践しながら説明しましょう。 【関連記事】【中野信子さん推奨】嫌な気持ちを成長につなげる方法をノートで...

 

このように自分の感情を分析することを、『エクスプレッシブライティング』と呼ぶそうです。

 

動画内でのDaiGoさんの書き方の例は以下の通り。

 

上司最悪!

→怒り?悲しみ?

→どんな怒り?:理不尽なことで怒られた。嫌なことを強制された。

→どんな悲しみ?:頑張ったのに認められなかった。時間が取られて趣味の時間が減った。

 

このようにただ「ムカつく!」「最悪!」と気持ちを書くだけではなく、なぜそう感じたのか、自分の気持ちを分析していきます。

一日20分以内、毎日することがオススメだそうです。

人に見せる必要はないので、綺麗な文章ではなくてよいですし、汚い言葉遣いでもOK。

ここで紹介した方法でもできそうです。

 

 

不妊治療に活かす

 

例としてやってみました。

お題:『子どもがいなくて辛い』。なぜ辛い?を細分化してみます。

 

・子育てができない→子どもと楽しく過ごせる未来がないから悲しい、親に孫を見せてあげられないことが悲しい、夫が父親になるところが見られないのが悲しい

・子育てをしていないと一人前じゃないみたいな扱いをされるから腹が立つ

・出産は当たり前にできることだと思っていたのにできないから→自分だけ置いてけぼりにされている気分→出産した友達と話が合わなくて寂しい

・治療に時間とお金が使われていくのが辛い→旅行やライブ、飲み会などを我慢しなければいけないのが嫌、貯金がたまらないので不安


こんな感じでしょうか?・・・書いていたら止まらなくなってきたので一回区切ります。

 

Step3:ネガティブからすぐ復活できるようにする

 

 

 

冒頭でも話したように、成功しないことや手応えのないことをやっていると自己肯定感が下がります

 

自己肯定感を上げるには、毎日少しずつ成功することが大切だと動画内で紹介されています。

自分の勝てるフィールドで勝ち続けていると、他のことで負けても落ち込みにくくなっていくとのこと。

 

人間のモチベーションは『自分は前に進んでいる、意味がある』と思えることで作られていくそうです。

なかなかそう思いづらい妊活・不妊治療だけをしていてはネガティブになってしまうのも当たり前ですね。

 

自己肯定感を上げる方法

なにをすればよいのか、具体的にはこちらの動画で解説されています。

 

1日1回で立ち直りが早くなる方法【フラリッシュ】

 

フラリッシュとは・・・

クリエイティブな事(自分で考えたこと)を何かしらの方法でアウトプットすると感じる『前向きな成長の実感 』のこと。

 

クリエイティブな事とは・・・

自分で考えて、自分なりのやり方で表現すること。

例えば小説(ラノベ)を書く、ブログ、ポエム、裁縫、編み物、料理、絵、楽器、作曲・・・

1から考えなくても、本や動画、テレビなどで見たことを自分なりに考えて、自分なりにまとめて応用してアウトプット(この記事で私がしてるようなこと)もOK。

 

一日で形にしなくても、少しずつ作っていけば良いんじゃないかと思います。

大切なことは『自分で頭で考えて作ったことをアウトプットする』こと。

エクスプレッシブライティングのように感情をそのまま書くのとは違います

 

 

これは本当に効果があると思います。

実際に私もブログを書き始めてからめちゃくちゃ前向きになったし自分をいじめなくなりました

周りのブロガーさんたちに前向きで元気な人が多いのもこのためかもしれません。

 

 

不妊治療に活かす

 

せっかく今は情報を発信できる時代なので、自分の不妊治療体験や考えたこと、調べたことのまとめ、通っている病院の情報のまとめなどをアウトプットしてみてはいかがでしょう

情報が不透明な不妊治療界隈で口コミや体験談はなにより有難がられる情報だと思います。

成功しなかった周期でも、自分の情報が誰かの役に立つかもしれないと思えることは自分の心も救うと思います。

 

 

もちろん治療のことでなくても全然良いと思います。

妊活・不妊治療は進歩を感じにくいし陰性判定で一気に地獄に叩き落されがちなので、「もし子どもができなくても私にはこれがあるさ!」と思える、逃げられる場所があるととても良いと思います。

 

おわり

 

実際退職してから無意識に私はこのステップを一通りやっていた気がします。

在職中はとにかく落ち込んで自分を責めてばかりいました。

退職してはじめの1か月くらいで治療費をまとめたり、治療経過をまとめなおしました。

次になんでこんなに子どもが欲しかったのか、自分が将来どうなっていたいかを考え始めました。

最後に自分の気持ちの整理と、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないという希望をもってブログをはじめました。

 

治療は相変わらずうまくいっていません。

でも心はすごく健康になりました。

 

 

Step3はけっこう余裕がないとなかなか難しそうなので、まずは1,2を意識的にしてみるとだいぶ違うんじゃないかなと思います。

本当におすすめ。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

うに🐰

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うにもり

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