ポジティブは正義?妊活・不妊治療中の「前向きに考えなきゃ」というプレッシャーについて

Voicy

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こんにちは。

このブログでは、5年半の妊活・不妊治療を経験した「うに」が、体験談や考えたことをお話ししています。

自身の体験談の漫画も描いています→漫画一覧

 


 

不妊治療中、「前向きに考えなきゃ赤ちゃん来ないよ」という言葉を聞いたことや、言われたことはありませんか?
そして、落ち込んでいる自分を責め、さらに深い孤独感に陥った経験はありませんか?

5年半の不妊治療を経験した私も、命を絶ちたいと思うほど落ち込んだ時期がありました。

でも今思うのは、あのネガティブな感情も私の大切な一部だったということ。

 

この記事では、ポジティブ思考への固執から解放され、自分の感情と上手に付き合っていく方法をお伝えします。今のあなたの感情は、すべて大切なものです。

 

\この記事は、こんな方におすすめ/

  • 妊活・不妊治療中に「ポジティブでいなければ」というプレッシャーを感じている方
  • 妊活・不妊治療で落ち込みや不安を感じることが多い方
  • 自分のネガティブな感情を責めている方
  • 周囲からの「前向きに」というアドバイスに息苦しさを感じている方

 

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どん底な気持ちを経験して

実は私、不妊治療中に命を終わらせたいと思うほど落ち込んだ時期がありました。

治療のために時間もお金も体力も精神力も使って、それでも望んだ結果が得られない。そんな状況で落ち込むのって、本当に自然なことだと思うんです。

でも「前向きに考えないと」「ポジティブな気持ちでいないと赤ちゃんは来ないよ」って自分を責めていました。

 

「辛いことにも全部意味がある」「暗い気持ちだから良くないことを引き寄せる」「前向きな気持ちでいることが結果を変える」

…こんな言葉、みなさんも聞いたことありませんか?
私も落ち込みをどうにかしようと思って、ネットで検索したらこういう言葉をよく見ました。

 

特に不妊治療中によく言われるのが「子供を授かるって思ってたら授かる」「おいでって気持ちになってないと来ない」「明るい気持ちのところに赤ちゃんは来る」みたいな言葉。

正直もし本当に気持ち次第でどうにかなるのなら、治療なんかもとから要らないよね。って。

 

「前向きに」という言葉への違和感

周りからポジティブにポジティブにって言われると、前向きになれない自分を責めてしまう。そんな人、多いのではないでしょうか。

落ち込んでる気持ちを誰かに相談できなくなって、ますます孤独を感じる…そんな悪循環に陥りがちです。

 

でもね、私は「ネガティブは全然悪いことじゃない」って思うんです。

世の中ではポジティブは良いこと、ネガティブは悪いことって思われがちですけど、そんなことはないんですよ。ポジティブにもポジティブの良さと悪さがあるし、ネガティブにもネガティブの良さと悪さがある。

 

私自身、ポジティブな時ってちょっと突っ走りすぎることがあるんです。
もう自信満々で「世界って素晴らしい!キラキラ輝いてる!世界平和!」みたいな感じになって、すごい勢いで突撃していくんですけど、大抵そういう時には余計なことをしてしまいます。笑

 

落ち込みから見えてきた大切なもの

逆にネガティブな気持ちって、自分のことをよく知れる機会だと思うんです。

楽しい・嬉しいって感情も大事なんですけど、「なんでこれに対してこんなに落ち込むんだろう」「なんでこんなに辛い気持ちになるんだろう」って考えると、自分がどんな価値観を持ってるのか、何を大事に思ってるのかが明確になっていく

私自身、あんなに落ち込んだからこそ、真剣に将来のことを考えるきっかけになりました。
もちろん、そこから回復できた今だからこそ言えることなんですけどね。

不妊治療って本当に、時間もお金も体力も精神力も、ものすごい勢いで使います。それなのに望んだ結果にならないとなったら、落ち込むのが当たり前。

そこで「あんまり落ち込まないように」って言われても、なかなか切り替えられないことがあって、それって本当に普通のことなんです。

 

サポートの重要性と回復のプロセス

ただ、ネガティブも使いようとはいえ、ずっと落ち込み続けるのは大変なことです。特に比較的健康な精神状態を超えて、うつ病のような状態になってきたら、それは専門の病院に行った方がいいかもしれません。でも、その前の段階でも、一人で抱え込まなくていいんです。

ピアカウンセラーに話を聞いてもらうのもいいし、最近は私、AIに愚痴を聞いてもらうのも結構いいなと思っています(笑)。AIなら気にせず好きなこと言えるし。でも、やっぱり人間に話を聞いてもらって共感してもらうという価値は変えられないものがあります。

 

 

感情の波がある、という事を受け入れる

結局のところ、自分が心地よくいられるのが一番いいと思います。

そして、自分が心地よくいられるためには何が必要かを考えるきっかけになるのは、実はネガティブな気持ちなんですよね。ポジティブな時って、全部がキラキラに見えているから、あまり深く考えなくないですか?私はそういうことが多いんですけど。

人間って、そのバランスが完璧じゃないところにいると思うんです。時にはすごく落ち込んで、時には突っ走って。そんな自分も、最近は「可愛らしいな」って思えるようになってきました。

ポジティブが正義というわけでもないし、無理にポジティブにならなきゃって思う必要もない。自分のペースで、自分の感情と上手に付き合っていけたらいいなって思います。

 

おわりに

今回は、「ポジティブは正義?」というテーマについてお話ししました。

不妊治療の道のりは、心身ともに大きな負担を強いるものです。
「ポジティブでなければならない」というプレッシャーはその負担をさらに大きくしがちです。

でも、ネガティブな感情も自己理解を深め、自分にとって本当に大切なものを教えてくれる貴重なサインです。
無理にポジティブになろうとするのではなく、感情には波があることを受け入れ、時には専門家のサポートを受けながら、自分のペースで感情と向き合っていってほしいです。

あなたの感じるすべての感情は愛おしくて、あなた自身の大切な一部だと思います。

 


 

最後まで読んでくださりありがとうございます!

このブログでは、私の5年半の不妊治療体験やそこから気付いたことなどをシェアしています。
みなさんの「自分」を見つめる時間になれば嬉しいです。

今日もぼちぼちいきましょうね。

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