不妊治療中の気持ちの変化について考える

不妊治療

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うにといいます。

2021年4月現在、不妊治療4年生です。

ちなみに5年生まであと2ヵ月です。わーい。嬉しくない。

 

 

今日はそんな私の不妊治療中のメンタルの変化についてお話しようかなと。

考えるシリーズ、相変わらずの自分語りです。

 

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不妊症の受容過程

 

前にまんがで上げていたこれ

 

 

について。

 

「わかる」「あるある」と共感を多くいただきました。

 

 

妊活・不妊治療をはじめて数年は、リセットするたびに悲しみのどん底に突き落とされて、「神様のきまぐれ」なんて思えるわけないと感じると思います。

 

が、実際まじで治療歴が長くなるほどに悟りに入る人が多いというか、クールに受け止められる人が増えてくるというか。。

ソースは私がTwitterでいろんな方のアカウントを見ていただけなので、あれですけど。

 

 

画像の順番に綺麗に推移していくというわけではなく、各段階を行ったり来たりしながら徐々に最後に向かっていく・・・て感じです。

 

 

いま①~③にいてはる方はすごくしんどいと思います。

②~③の時期なんて地獄でしかないですよね。いやほんと辛かった。

 

私も何回じさつを考えたやらわかりません。

実はわりと具体的にプランを練っていました。

子どもがいないと生きている価値なんてないってずっと思ってました。

治療に関係ない場面でも落ち込みやすくなっていました。

 

 

そんな私でもいまはかなり④寄りの③。

陰性判定の日などはそりゃがっかりしたり、落ち込んだりはしますが、前みたいにもう自分を否定したりはしません

子どもがいない人生も悲観的ではなく前向きに考えることができるようになってきました

 

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死の受容過程

 

第1段階 「否認」:患者は大きな衝撃を受け、自分が死ぬということはないはずだと否認する段階。「仮にそうだとしても、特効薬が発明されて自分は助かるのではないか」といった部分的否認の形をとる場合もある。

 

第2段階 「怒り」:なぜ自分がこんな目に遭うのか、死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階。

 

第3段階 「取引」:延命への取引である。「悪いところはすべて改めるので何とか命だけは助けてほしい」あるいは「もう数ヶ月生かしてくれればどんなことでもする」などと死なずにすむように取引を試みる。神(絶対的なもの)にすがろうとする状態。

 

第4段階 「抑うつ」:取引が無駄と認識し、運命に対し無力さを感じ、失望し、ひどい抑うつに襲われなにもできなくなる段階。すべてに絶望を感じ、間歇的に「部分的悲嘆」のプロセスへと移行する。

 

第5段階 「受容」:部分的悲嘆のプロセスと並行し、死を受容する最終段階へ入っていく。最終的に自分が死に行くことを受け入れるが、同時に一縷の希望も捨てきれない場合もある。受容段階の後半には、突然すべてを悟った解脱の境地が現れる。希望ともきっぱりと別れを告げ、安らかに死を受け入れる。

死ぬ瞬間:Wikipedia

 

こーいうものがありまして。

キューブラー・ロスさんというアメリカの精神科医が提唱した『死の受容モデル』です。

 

 

これの障害バージョンや慢性疾患バージョンもあるんですが全部だいたい同じ流れです。

私が描いたものはちょっと順番は違ったりするんですけど、根本的には一緒かなぁと。

 

つっぱねて、怒って、落ち込んで、受け入れる

 

人間こういう風にできているみたいです。

 

 

 

私の日記から見る気持ちの変化

 

過去のお口汚い日記です。お見苦しくてどうもスミマセン。

それぞれの時期がわかりやすいものをチョイスしてまいりました。

 

 

第一段階

わりと前向き。神頼み。

 

なんとかタイミングだけでこさえようと夫と固く誓い合った。

帰りに住吉さんに行って子宝祈願と友人の安産祈願してきた。

子宝守りと安産守りを買うワケわからんやつになってしまった。

とりあえず毎日子宝人形に祈りを捧げます。

待ち受けも木村さんにした、、どれか効いてくれ、、

 

 

第二段階

怒って、僻んでいる。

 

Facebook見たら同級生が二人目産んでた。

やることはやってるんやから言っても仕方ないけど、なんで私だけなんで私だけ、、、、

私がなにしたってゆーんだ、普通の生き物が当たり前にできることをなんで私はできないん、、、

ちょっと回り道もしたけど、誉められないようなこともしたけど、犯罪犯したわけじゃなし、納税だってしてるし、自分の生活費は自分で稼いでるし、スキルアップの勉強もしてるし、家事だってしてるし、まぁ当たり前のことしかしてないけど、一応ちゃんとしてるんやから、子供くらいいい加減くれよ、私になにが足りないんだよ、なにしたらくれるんだよ、子供が親を選んでくるってなら選びたくないほどえげつない人間なのか私は、なにを改善したら選ばれるんだよくそがくそだ本当くそだ。

 

 

第三段階

自分をとにかく責めている。

病み病みなので引きずられそうな方はスキップ推薦

 

子育てなんかできるレベルじゃねーよ孕むなんて厚かましいんだよって。

神は信じてないから、神に操作されてるとは思いたくないんやけど、。

そんな状態やのに治療して高い金払って無理矢理子供作ったところではたして良いのだろうか。どうせ欠陥品から生まれた子供は私と同じ⬛⬛⬛なんじゃないだろーかとか、夫ににてカワイイよいこが生まれたとしてもメンヘラ気質の精神不安定な大人になれてないババァを親に持った子供はしあわせなんやろーかとか。

なるべくして不妊になったんじゃないんやろうかとか。

 

寂しいし、生きる目的よくわかんないし、自分の中の自分の価値がものすご下がってるのがよーくわかる

子供産むことで自己価値あげようとしてるのではなかろうか

だからできないのでは?よーし、しぬか、、

なにか価値上げるよーなことしたら?ってもー気力がない、温泉入って上手いもん食べてほろ酔いでだらけてたらいつのまにかしんでたい、、。しにたいしにたい言うくせに辛い痛いのは嫌だし失敗するのもいやだ。

自己評価低すぎて子供がいなかったり夫に女として思われなくなってきてたりそんなことでしんだほうがよくなってしまう。自分の価値を他人に委ねすぎてるとは思う。

十分に大人な年齢なんだけど、全然大人じゃない。子供なのに見た目は大人だから誰もいい子してくれない。仕方ない。

 

 

第三段階~第四段階 移行期

悲しみながらも受け入れてきている。

自分を責めてはいない。

 

お金が無限にあればいいのにね。

何回試してもかすりもしないものにこれ以上お金かけるほど余裕ない。でもお金あっても次は年齢の壁があるか。。

治療続けるのも辛いけどやっぱもう少しで治療終わると思うとすごく辛い。

もう私には産めない確定、子育てできない人生確定するんやと思うと涙とまらん。

自分の子供に会いたかった。子育てしてみたかった。どんなに不細工でもいちばんかわいい!って言って毎日だいすきって言って抱きしめたかった。成長していろいろ悩んでたら一緒に解決したかったしいろんなとこに行きたかった。

我慢もいっぱいした時間もお金もいっぱい使ったし麻酔で何回も吐いたし楽しそうな誘いもいろいろ断った

全部無意味

金と時間の無駄だった

まだいい経験になったなんておさめられない

全部無駄だった

親になりたかった

 
 

第四段階

まれに悟っている。

 

もう、いいかなって。

準備は徐々に出来てきてる。思ったより早かった。

まぁムラがあるやろうから、また絶望期もきそうやけど。

まーそのうち落ち着くとこに落ち着くだろう。

子供できても、できなくても、子供が全てにならないように

子供に自分の幸せを任せないように。

 

ミュウツーの逆襲の新しいやつアマプラで無料だったんで見たんですけど、内容知ってるのにサトシとピカチュウでやっぱり泣いた

血の繋がりはなくても親子って関係じゃなくても、最高に繋がれる人はいるからきっと大丈夫。

諦める心の準備はちゃんと進めてこれてる

あと少しだけがんばるよー。

 

 

 

おわり

 

不妊治療は頑張り続けたら成果が必ず出るわけではないけど、辛さは少しずつ軽減していきます。

今はそう思えないかもしれないけれど、頭の片隅に置いといてもらえればちょっとだけ安心する・・・かも?

というか安心してほしい

そんな記事でした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

うに🐰

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うにもり

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