不妊治療で体外受精にステップアップすると、自己注射をしないといけなくなります。
(通院でも可能ですが、毎日通院はとても大変。)
私は慣れるまで大変な思いをしたので、今回は自己注射でてんやわんやした経験を語ります。
そんな私でも今はちょちょいのちょいですので、自己注射怖いよ~!という方は安心してください、きっと大丈夫です。
プロローグ
体外受精にステップアップするぞ~と決まったとき、クリニックから自己注射の講習に出るよう言われました。
講習後実施テストがあるので、それに合格すれば持ち帰り用の注射を処方してもらえるとのこと。
はじめは緊張するだろうけど、冊子を見ながらゆっくりやれば大丈夫!みんな1回で合格してますよ☆
怯えたおしている私に看護師さんはにこっと優しく言ってくれましたが、私は不安でした。
なぜならば、先端恐怖症だからです。
調子の悪い時は自分の指先を見ていても気分が悪くなるほど。
注射針なんてド鋭利なものをお腹に刺したら恐怖でしんでまうのでは・・・と、当日までいろんな体験談を読みながら震えて過ごす日々でした。
自己注射の講習
講習を受ける
とうとう講習の日が来ました。
平日なので午前の半休を取り、不安でいっぱいになりながらクリニックへ向かいました。
講習を受けるのは、私ともう一人の患者さんの2人だけでした。
普段はもう少し多いそうです。
冊子を渡され、講習が始まりました。
看護師さんが大きな模型を使いながら丁寧にわかりやすく教えてくれました。
講習時間は1時間弱くらいだったと思います。
びびりたおしている私は質問しまくり、メモを取りまくりました。
自己注射の仕方
物品の確認→薬を溶かす→薬を注射器に入れる→お腹に刺す
詳しい手順は専門のサイトでどうぞ!
実技テスト
とうとう実技テストの時間がやってきました。
もう一人の患者さんがはじめに、私が次に受けることになりました。
溶解用の『生理食塩水』を使って、実際にお腹に注射を打てれば合格です。
先にテストを受けた方はすっすとスムーズに合格。
私の番になりました。
椅子に座った時点でもう震えています。
看護師さんがにこにこと「大丈夫よ~落ち着いて~」と言ってくれますが効果なし。
冊子を見ながら薬を注射器に入れるまでは失敗せずにできました。
最後の難関、『お腹に注射を打つ』!
- 消毒したおへそ周りのお肉をむぎゅっと持つ
- そこに注射器をぶすっと刺す
- ちゅーと注入して注射器を抜く
たったこれだけですが、②でもう過呼吸が起こりかけるほどパニくりました。
震えて全身寒気がしました。
なんとか③の注入にたどり着きましたが、恐怖でおへそ周りの肉を強くつかみすぎていたようです。
注射器を抜いた瞬間、お腹から血がぴゅーと吹き出ました!
私は放心状態だったので看護師さんが拭いてくれました・・・。
合否判定は・・・
ちょっと今日の感じでは合格は出せませんね・・・再テストしましょう。
不合格!!!
まぁ、この様子ではそうでしょうね・・・。
後日の再テストまでにイメトレを重ね、なんとか合格できました。
本番
初自己注射
無事?再テストで合格をもらえたのですが、まだ怖かったし看護師さんにも心配されたので、初回は見てもらいながら注射しました。
まだ時間はかかるし手は震えるのですが、血は出なくなりました。笑
ひとりで自己注射
翌日からは家でひとりで自己注射です。
出勤前に打つので、普段より早起きしました。
渡された冊子を何度も読み、指差し確認しつつ、めちゃくちゃ時間はかかりましたがなんとか一人でできました。
自己注射の痛み
めちゃくちゃ細い針なので、刺すときは基本ほぼ痛くないです。
たまに場所により痛みがあることがありますが、『チクッ』程度です。
注射を終えたあとに腫れて痛くなるときがたまにありました。
ちなみに私はかなり『痛がり』なので、一般的には本当に痛くないと思います。
そういえば、一度アンプルカットの時に親指をおもいきり切りました。
あれは痛かったです。気を付けてください。
終わりに
今では、手順の書いてある冊子は念のため開いている程度で、さささ~っとできるようになりました!
お腹に刺す瞬間はまだ少しどきどきしますが、かなり慣れました。
慣れてきた頃が失敗しそうなので、気を引き締めていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
うに🐰
コメント