こんにちは、うにといいます。
2017年から妊活・不妊治療をはじめ、現在(2020年11月)は顕微受精を行っています。
今回は人工授精を行っていた時のことを話します。
治療方法や医学的なことは万が一誤った知識をお伝えしてしまうと怖いので、専門書や医療機関のHPをご参照ください。
ここでは経験者だからこそ話せる、内面のことを主に話していきます。
不妊治療されている方にとってはあるある~と共感してもらったり、辛いのは自分だけじゃないよってことを知っていただいて励みになればなと思います。
周囲に不妊治療中の方がいらっしゃる方には、その方への対応の参考になればなと思います。
私には関係ないわ、という方もぜひ読んでみてください。将来なにかの役にたつかもしれません。
なんせ、不妊症で悩むカップルは1割もいると言われているんですから!
人工授精とは
人工授精は、調整された精子を子宮の中に人工的に注入し、卵子に到達する精子の数を増やして妊娠の確率を高める方法ですので、自然妊娠に近い治療法です。
不妊college:人工授精
実施期間
2018年2月~3月で、当時の年齢は30歳。
実施回数は2回でした。
おそらくタイミングと人工授精で合わせて1年くらいする方が多いのではないかと思います。
私の場合、人工授精に変えたからといってできる可能性が上がるとは考えにくいとのこと。
夫の精子に問題が特に見つからなかったので、タイミングがちゃんと取れているタイミング療法と人工授精だと、あまりやってることは変わらないんですね。
私としても、できるだけ卵子の数があるうちに、自分の年齢が若いうちに少しでも可能性の高い治療をしたいという希望がありました。
というわけで、人工授精は体外受精にステップアップする前に一応という形で2回だけ行いました。
人工授精の流れ
排卵日の予測
エコーや血液検査の結果から排卵日を予測し、人工授精の実施日を決めます。
人工授精
まず精子を提出します。
精子は処理されて、生きの良い元気なものが厳選されます。
内診台に座ります。
細いカテーテルで子宮内へ精子を注入します。
ほとんど痛みは感じませんし、一瞬で終わります。
その後5分ほど下半身裸で、内診台に乗ったまま待機です。
スマホもいじれないので、ただぼんやり下半身裸で過ごします。
少し虚しくなる瞬間です。
排卵誘発剤
HCG注射で排卵を促進します。
自然に排卵していれば、注射はなしです。
判定
生理が来たら”リセット”。はじめのコマに戻ります。
生理がこなければ検査をして妊娠判定。無事妊娠判定が出ればゴール!
辛かったこと
注射・内診台
注射の痛みと、内診台の恥ずかしさはまだ少しありました。
でもこのころになるとだいぶ慣れていたように思います。
人間なんでも慣れるものですね~。
金銭的負担
タイミング療法では保険が効く項目も多かったのですが、人工授精から一気に自己負担額が増えました。
ちなみに1周期の平均は約4万円でした。
内服などで人によって差が出ると思います。
良かったこと
タイミング療法の時には、無理に行う仕込み(性交)が苦痛でした。
人工授精では管を通して精子を子宮に入れますので、無理な仕込みいらずです。
なので夫婦ともにストレスはかなり減少しました。
夫婦間の変なギスギスもなくなり、自然なスキンシップがしやすくなったと思います。
当時の日記
今回も見事な陰性! 綺麗にまっしろ! 輝く白さ!
人工授精は効果ないみたいなので、心置きなく体外受精に挑戦できそう。
自己注射怖いなぁ、、、。
当時の日記より
人工授精は体外受精への通過点と割り切っていたからか、この時期はけっこう落ち着いているようです。
おわりに
私の場合、人工授精は2回しか行いませんでした。
タイミングに比べお金はかかりましたが、精神的な負担は少し減ったと感じました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
うに🐰
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