不妊治療の心の整理/不妊ピアカウンセラーの小森うにです。
29歳から妊活を始めて、タイミング法から体外受精まで、5年半かかりました。
いまはその経験をもとに、不妊治療のエッセイ漫画とブログを書きながら、治療中のしんどい気持ちや迷いを一緒に言葉にする仕事をしています。
つらさをなかったことにはしません。
でも、つらいだけで終わらせたくない。
そういう場所にしたくて、このブログを書いています。
不妊治療のこと
2016年、29歳で結婚して、そこから妊活を始めました。
自己流のタイミング法から始まって、人工授精を2回、そのあと体外受精・顕微授精へ進みました。
2022年に治療を終えています。
採卵9回、移植6回。
治療の中身については、エッセイ漫画と体験談の記事で詳しく描いています。
これで最後にしようと思った移植が2022年。そのあと運よく出産しました。
でも、この5年半でいちばん残っているのは、子どもができたことではないんです。
治療中に始めたのがこのブログで、書きながら、自分が何に傷ついて、何を幸せだと思っていて、どんな言葉なら・どんな未来なら納得できるのかを、ずっと考えていました。
今の私を作ったのは、たぶんそっちの時間です。
不妊ピアカウンセラーをしています
不妊ピアカウンセラーとして活動しています。
NPO法人Fine認定の不妊ピアカウンセラーで、厚生労働省委託事業の「不妊症・不育症ピアサポーター等の養成研修」も修了しました。
妊活メディアのジネコさんで無料のピアカウンセリングを担当しているほか、Zoomとメールでも個別の相談を受けています。
なんでこの活動をしてるか
不妊治療って、めちゃくちゃしんどいです。
うまくいかない時期、私は自分のことがどんどん嫌いになっていきました。
自己肯定感というより、生き物としての肯定感が削れていく感じ。
その頃に助けられたのが、同じ状況の人が書いた体験談でした。
わかる、って思えたり、一緒に泣いたり喜んだりするだけで、ずいぶん楽になった。
私もそういう場所を作りたいなと思ったのが、このブログを始めたきっかけです。
書いているうちに、もうひとつ気づいたことがあって。
治療の結果って、自分の努力ではどうにもならない部分が大きいです。
でも、その経験をどう受け取るかは、どう育てるかは自分で決められる。
そこに気づいてから、少しだけ気が楽になりました。
つらい経験は、放っておいても勝手に糧にはなりません。
糧にしようとしないと、糧にはならない。
別に糧にしなくてもいい。それも選べる。
でも私は、治療をする前の私より、治療した今の私が気に入っています。
つらさをなかったことにはしません。無理やり押し込めるべきでもないと思ってます。
でも、つらいだけで終わらせない方法も、一緒に探していけたらいいなと思っています。
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